産婦でポン(お産・一通りの流れの記録)その1


9/24
朝、生理痛のひどいバージョンの痛みが来たので、病院に行ったら「まだ子宮口が3センチしか開いてないから一回帰ってください。陣痛ってもっと痛いよ…でもあなたは初めてだから痛くてまた病院に来るかもしれないね、フハッ」と言われ、一時帰宅。こんな痛みが何日も続くのは御免だと思い、お産を進めるためにスクワットしたり、公園を雨の中一人で(旦那は熟睡。切なかった。うらむ)10周以上歩きまくったりした。しらないうちに小学生が3人くらい「ウフ、ウフフ」と言いながら自分の後ろに付いてきていた。命がけのお産が控えているので相手をしてあげられる余裕は無かった。お産を進めるツボとかがくるぶしのあたりにあるらしく、そこにホッカイロを貼って寝た。

起きたのは夜の10時。痛みで起きた。生理痛のもっとスゴイ(深呼吸をしないと耐えられない)痛みが6分〜8分置きに続き、こりゃほんとに陣痛が来たんじゃないかと病院に電話。すぐに来てくださいと言われ家を出発したのは11時15分くらい。旦那の運転がいつもよりも荒く感じ、もっとゆっくり走ってくれまいか!と叫ぶ。助手席には座れず後ろの座席で横になったままフーーッフーーーーッと息を吐き続けた。

病院に着いてから内診をしてもらうと子宮口は5〜6センチ開いているとのことだった。その際陰毛を剃られる。初めて剃られる。ビーービビーーズズビーとやられた。前の毛は残っていた。(びんぼっちゃまの服の感じです。)それから陣痛室に行き、ひたすら子宮口が開くまで陣痛に耐える。陣痛ってスゴイ。痛みには人それぞれあるから、(痛みを感じない人もいる)一概に「こんな感じです」とは言えないけど、むちゃくちゃ痛かった。「ちくちく」とか「ずきずき」とか「しくしく」とか、コトバが当てはまらない痛み。なんつうか・・・腹式呼吸でフーーーーーーッと、最後の最後まで息を絞りきらなきゃ取れない痛み。叫ぶ痛み。でも不思議と涙は出ない痛みだった。

つづく