がくせいじだい

旦那に「恭子の高校時代の写真を見たことがない」と言われたので、実家に寄ったついでに高校時代のアルバムを見せてあげた。女子高に入学した私は、当時クラス中、いや、学年中で流れていたの暗黙の了解「女なら今まで男子と付き合ったことあるよね」的な雰囲気に圧倒されていました。中学時代、私は好きなおのこが「美術の先生」と「小沢健二」だったということもあり、青い告白をクリクリ坊主の男子からされたとしても、クリクリ坊主の男子には到底、恋愛感情など持てませんでした。
当時の常日頃の「れんあいってこんなんだったらすてき」妄想は

〜図書館にて〜
芥川龍之介全集に手をかけるわたくし
と同時に、同じ棚に手をかける色の白い(小沢健二似の)美男子
 男女「あっ・・・」
手が重なってしまう二人
 男 「芥川…お好きなんですか?」

恋はそこから始まる

でした。自殺!!

だから卒業してからの女子高での「セブンティーン」「プチセブン」旋風のショック。セックス!!セックス!!セックス!!色黒!!性病!!保健体育!!パー券!!おじさんとカラオケしたら5000円!!開校以来、初の退学者が我がクラスから!!
ちゅうがっこうを卒業したての、硬派なわたくしには刺激が強すぎました。
と同時に「俺ってなんでモテないんだろう」という悩みに発展したのであります。童貞時代とでもいいましょうか。みうらじゅんさまのコトバを借りれば「DT」時代であります。


栗の花の匂い的高校時代のハナシは書き始めたら長くなりそうなので今日はここまでにしておきます。私の生活スタイルは「モテない」が根底にあります。トラウマっていうのか。ちがうか。