たまにへこむ

会社の先輩は不思議な人で、本人も第六感があるんじゃないかって言うくらい変なカンが当たったり、クジが当たったり、色んな物(ほんとにいろんなもの。人の性格とかも)の判断を即座できる人だ。またそれがよく当たる。私はその人を尊敬してるし、凄いなァ、こんな先輩になりたいなぁなんていつも思うのだけれど、どうも深くは踏み込めない。会社の先輩だからということもあるからかもしれない。いい意味でも悪い意味でも、その人は“中立”である。どんな人にでも、悪い部分、いい部分も指摘し、注意できる。他人だけでなく、自分の欠点もさらけ出して、素直に謝る。本当に正直な人だ。真っ直ぐな人だ。

その人を見ていると私はなんて嘘にまみれた人間だろうと思う。
ああいう真っ直ぐな人を見るとすごく罪悪感に苛まれる。

いかん、これから夕飯を作るんだ。いい風に考えよう。

友達はそういうワタシがそんなに嫌いでもないから、ついてきてくれてるし、ご飯に行こうよと誘ってくれる。他人と比べてしまう事もあるけれど、自分は自分なんだから、これ以上もないしこれ以下もない。これで結婚してくれた旦那もいる。

よし、立ち直った。明日は洗濯するぞ。