悪奥様

夕暮れ時の地元駅。民主党の旗がヒラヒラ、その横でペコペコと男性が頭を下げておりました。見覚えのある顔だと思ったら「あっ中学時代同じクラスだったAだー」彼は中学時代のクラスメイトで一緒に学級委員をやった仲でありましたが、ワタクシお得意の「色々あって生理的にお前は受け付けないタイプ」であり、いい奴だったっぽいのですがあまり近付こうとは思わなかったのです。その後彼が高校生になってから会う機会があり、ああっむごいと驚いた。彼は顔が黒くてロングヘアだけど秋葉系みたいなギャル男になってしまい、そして彼が女子高生に向けるねっとりとした熱い視線が本気でマズい(法に触れる)感じだったのです。彼が、彼が彼が!市議会議員に立候補!何があったのか。驚きのあまり地元の飲み会メンバーに「Aが!」と一斉メールしました。しかし返事は「知ってる〜挨拶してるねえ」などと意外とクール。Aが立候補しようとしまいとみんなは放置が基本のようなのです。わたくしのようにさらし者にするが如く一斉メールなどしないのです。なんと皆さんいい人なのでしょう。わたくしはなんと悪人なのでしょう。A君には絶対入れません。